稲の収穫期 2
それにもかかわらず稲作民族が稲に執着する理由は・・・
稲は連作の可能な栽培植物であることと同時に、単位面積当たりの収量の多い作物で、そのう、見粒のまま食べられる栄養豊富な食料だからです。
コメを食べる民族は農耕儀礼をとおして宗教との関係が深いといわれています。
中国雲南は日本人.日本文化のルーツであるといわれていて、稲について共通性が見られる西双版納(シーサンパンナ)のプーラン族やチノー族では、焼畑による陸稲の栽培ですが、焼畑をする前に、神や精霊を祀る。
山の神、村の神にきてもらって、それらの神の協力をえて稲を耕作するのです。
稲を収穫した場合にも、やはり神を祀り感謝の行事を行なう。
・・・さらにそういう農耕儀礼をもとにして一年間の農耕生活のリズムが決まり、農作業のやり方とか、村の人たちとの生活の仕方を決めていく。
それはとくに水田稲作の場合にはきわめて明確に作られている、と述べています。
これはかくれん棒のような便利な照明がない時代のはなしです。