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2011年09月 アーカイブ

古代の予言書と占い


『後漢書』に、王葬につかえた李通が予言のことをいうとあって、その予言書を『図識』と称し・・・


その後に出た『万年図説』とか、『鉄冠図』とか、『劉伯温餅歌』とかいう通俗予言書の内容も、その原物を読めばわかるように、その辞句の表の意は明らかでも、その調する裏の意味は全くチンプンカンプンにして明確を期し難いのは、予言の性質上やむをえないところですが・・・


それにしても、ともかく天下国家の大問題を予言している点では大きな特色があります。


このような種類の、歴史の回転を示すほどに重大な大予言は、とかく荒誕・無稽のバッタリのように受けとられ易いものですが、しかし頭からまるっきり的中しないときめてしまうのも、軽率であると私は思います。


それにしても、おかしいではありませんかーたいていの人は、戦争とか、ファシズムとか、共産主義とか、民間の行き過ぎた自由から来る暴力とか、こういった重大な問題に対しは案外に関心が薄く・・・


どちらかというと自分の国など亡んでもよいから(と、さすがに口に出しては言わなくても)、せめて何とか自分だけは幸福でありたいというエゴイズムに徹しています。


したがって彼らの日常の関心は、出産・恋愛・死・健康・富、天候の六つに集約されていると言ってよろしいでしょう。


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稲の収穫期 2

それにもかかわらず稲作民族が稲に執着する理由は・・・


稲は連作の可能な栽培植物であることと同時に、単位面積当たりの収量の多い作物で、そのう、見粒のまま食べられる栄養豊富な食料だからです。


コメを食べる民族は農耕儀礼をとおして宗教との関係が深いといわれています。


中国雲南は日本人.日本文化のルーツであるといわれていて、稲について共通性が見られる西双版納(シーサンパンナ)のプーラン族やチノー族では、焼畑による陸稲の栽培ですが、焼畑をする前に、神や精霊を祀る。


山の神、村の神にきてもらって、それらの神の協力をえて稲を耕作するのです。


稲を収穫した場合にも、やはり神を祀り感謝の行事を行なう。


・・・さらにそういう農耕儀礼をもとにして一年間の農耕生活のリズムが決まり、農作業のやり方とか、村の人たちとの生活の仕方を決めていく。


それはとくに水田稲作の場合にはきわめて明確に作られている、と述べています。


これはかくれん棒のような便利な照明がない時代のはなしです。


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